2022年12月4日に愛知県警岡崎署の留置場で無職の43歳の男性が勾留中に死亡していたことがわかりました。
複数の署員が暴行していた疑いがあるということで、大きな話題となっています。
死因は腎不全とされているものの、医師からの診断書には別の理由が書かれていたそうです。
知県警岡崎署の留置場で亡くなった男性の死因や死亡の背景について、まとめています。
目次
愛知県警岡崎署・留置場で男性死亡の死因は腎不全じゃない!?

2022年12月4日午前4時半頃、愛知県岡崎署の留置施設で勾留中の43歳の男性が息をしていない状態で発見されました。
その後、搬送先の病院で1時間後に死亡が確認されています。
男性は、2022年11月25日に公務執行妨害の疑いで逮捕、勾留されていました。
複数の署員による暴行が発覚し、男性は死亡後に司法解剖を受けています。
司法解剖の結果は、「腎不全」による病死と公表。
しかし、男性が死亡した直接的要因は「脱水症」と死亡診断書にかかれていたことが男性の父親より告発されています。
「『警察の言うことはあてにならない』としか思っていない。なにしろ息子が亡くなったのは、警察警察の言うことはあてにならなが3日も4日も飯も食わさずに、最終的には脱水で死んだんだから。後付けで腎機能が悪かったとか、そういう問題じゃないと思う」
引用元:Yahoo!ニュース
愛知県警岡崎署・留置場で男性死亡の3つの背景がヤバイ!

留置場で勾留中の死亡した男性が亡くなるまでの背景には、愛知県警岡崎署の対応の酷さが明るみに出ました。
あまりにも酷い署員の3つの対応をまとめています。
愛知県警は、岡崎署の留置施設で勾留中に死亡した男性について、身体を拘束する「戒具」を使用していたと明らかにしました。https://t.co/lguVXKXCSL pic.twitter.com/ygyWULRDgm
— メ~テレnews (@nagoyatv_news) December 10, 2022
愛知県警岡崎署・留置場で男性死亡の背景①長時間の身体拘束
愛知県警岡崎署・留置場で死亡した男性の背景1つ目は、
100時間以上の身体拘束。
男性は大声をだし、裸になり暴れるなどしていた為、保護室に移され、140時間収容されています。
そのうちの100時間以上は、ベルト手錠や捕縄といった「戒具」で身体を拘束されていました。
刑事収容施設法は、留置保護室への収容は72時間以内とし、継続が必要な場合は刑事施設の長(警察署長)が48時間ごとに更新することになっているそうです。
しかし、この正式な手続きを行われずに100時間以上に及ぶ拘束がされていたことが判明しています。
相当な範囲を逸脱していたのではないかといった疑いがあるようです。
愛知県警岡崎署・留置場で男性死亡の背景②署員による暴行
愛知県警岡崎署・留置場で死亡した男性の背景2つ目は、
署員による暴行。
死亡した男性は、複数による署員からの暴行が発覚しています。
関係者によると、留置保護室内に設置された監視カメラに、複数の署員が横たわる男性に対し暴行するような様子が映っていた。それぞれ入室した際、問題の行為があったという。
引用元:Yahoo!ニュース
身体拘束をされながら、複数の署員による暴行の疑いが持たれています。
裸で拘束されている男性に対し、足をつかって体の向きを変えるなどの暴行加えていたそうです。
また、司法解剖の際には臀部にすり傷があったことが判明していますが、署員の暴行によるすり傷かは確認できていません。
ケガさせるような暴行ではなかったとの話もありますが、正しい対応であったのかは疑問が残ります。
愛知県警岡崎署・留置場で男性死亡の背景③持病の薬がもらえなかった
愛知県警岡崎署・留置場で死亡した男性の背景3つ目は、
持病の薬がもらえなかった。
死亡した男性は、「精神疾患」「糖尿病」を患っていました。
基礎疾患があると申告しているにも関わらず、医師の診察を受けさせず、薬も与えていなかったことが発覚しています。
また男性の父親からはこのような証言が出ています。
「(息子は精神疾患で)障害者2級手帳もあるし、暴れだしたら止まらないから、(警察には)『医者が鎮痛の薬を打って病院に入れないとダメだ』と訴えたけど、それでも聞いてもらえなかった」
引用元:Yahoo!ニュース
愛知県警によると、薬を飲まなかったことと死亡の因果関係はなかったとみていることが発表されています。
しかし、持病がありながらも適切な対応をしていなかったことに問題を感じてしまいます。
愛知県警岡崎署・留置場で男性死亡でネットの声は?
愛知県警は暴行した職員全員クビにすべきじゃね?勾留されてた人を手を縛って薬も与えないでみんなで暴行してたんでしょ?勾留されるようなことをした人だとしても、何のための法治国家なんだろう。
— チーズンパグ (@sametarakatai) December 13, 2022
#愛知県警
— ふう6m (@fuuu4m) December 13, 2022
あの事件普通に暴行殺人事件やん、、
名前とか出るのが普通やない?
あってはならない事態
— 井田 (@jsdf_2202_act) December 13, 2022
法を基づき取り締まる立場が
法を破るとは 絶句
複数警察官、留置の男性を暴行か 身体拘束、後に死亡 愛知県警 | 毎日新聞 https://t.co/Rk1w0ijUSi
抵抗できない立場の人に暴行をはたらき、死亡させる。立派な殺人罪では?
— santan (@santan01427929) December 13, 2022
複数警察官、留置の男性を暴行か 身体拘束、後に死亡 愛知県警(毎日新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/D0wRVdeHiY
糖尿病なら内服かインシュリンが必要。薬も治療もなく死因は腎不全。死亡と薬の因果関係無しって何?死ぬほどの腎不全なら既に尿もでてなかったのでは?見るからにむくんでいたのでは?
— そうだよ、ぶらっくだよ (@blackhime513) December 13, 2022
複数警察官、留置の男性を暴行か 身体拘束、後に死亡 愛知県警 https://t.co/IdLS1jJYwv
愛知県警の留置場事件で県警は、薬を飲ませなかったことと死亡に因果関係はないって主張してるってことは、暴行での死亡だとふんでるのか?
— YK (@tenchikenn) December 13, 2022
と言うより、因果関係の有無は県警が決めるんじゃなくて、ちゃんと解剖して医学者が決めてね。
愛知県警岡崎署・留置場で男性死亡の死因は腎不全じゃない!?3つの背景がヤバイ!~まとめ~
2022年12月4日に起きた、愛知県警岡崎署・留置場で起きた男性死亡の死因やその背景についてお伝えしました。
死亡した男性の父親は、「県警の対応に不信感がある。調査で経緯を明らかにしてほしい」と語っています。
今後きちんとした真相が明らかになることをお祈りしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。